午前対策
マルオのプロジェクトマネージャ合格対策は、より充実した内容にアップデートして 『xtech.tv』 に移行しました。
情報技術者試験対策の基本は「過去問に始まり、過去問に終わる」。より多く、より長く、過去問と向かい合うことが合格への近道であると言えます。 ここでは、私が合格に至るまでに実践した午前対策とテクニックについて紹介します。
午前1
「試験概要」-「出題範囲」でも確認しましたが、もう一度午前の出題範囲を確認してみましょう。
※ IPA資料から引用
出題範囲は「テクノロジ系」「マネジメント系」「ストラテジ系」に分類されます。
ここで注目すべきは、各分野からの出題比率が応用情報技術者試験とリンクされている点。(下図参照)
つまり、応用情報技術者試験の午前に合格できるレベルであれば、プロジェクトマネージャ試験の午前Ⅰにも合格できる、と言えます。
※ 2009年度秋期試験
では応用情報技術者試験の午前対策とは、、、「過去問、過去問、過去問」!これにつきます。
1.IPAから応用情報技術者試験の過去問をダウンロード
2.1回分を解答してみる
3.採点
4. 各問題を上記表の「テクノロジ系」「マネジメント系」「ストラテジ系」(できれば中分類)に分類して正解率を求める
5. 正解率の低い分野(70%に満たないと黄色信号)に絞ってテキストを読んで理解する
どうでしょうか?どこが今の自分に足りないか(=午前Ⅰ対策の重点課題)が見えてくると思います。
午前Ⅰは広く、浅い知識が必要です。マジメに1章からテキストを読んでいたのでは時間がいくらあっても足りません。
弱点を見つけて対処(克服か、捨てるか)しましょう。
午前2
午前Ⅱの範囲は、午前Ⅰの表の中分類「プロジェクトマネジメント」「システム開発技術」「ソフトウェア開発管理技術」「サービスマネジメント」「システム企画」「法務」です。
対策方法は午前Ⅰと同じです。過去問で弱点を分析して、テキストに戻るという流れで理解を深めます。
ただし、午前Ⅱは午前Ⅰ以上に深い理解が求められるため、私の場合は、過去問の間違った原因を分析することにしました。
原因を以下に分類します。
「1. 知らなかった」
「2. 知っていたけど、他の選択肢と迷った」
「3. イージーミス(計算ミス、マークミス)」
「1. 知らなかった」は気にせず、テキストを読んで、また過去問で記憶の定着度合いを確認します。
「2 知っていたけど、他の選択肢と迷った」、これが問題です。情報処理技術者試験の午前問題はよく出来ていて、
選択肢は2つまでは比較的簡単に絞れる仕組みになっていることが多いのです。
こういった「あと一歩!」を取りこぼすことがないように、「2.」はなぜ間違ったのかを十分に分析しましょう。