おすすめテキスト

マルオのプロジェクトマネージャ合格対策は、より充実した内容にアップデートして 『xtech.tv』 に移行しました。

試験対策でもっとも重要なプロセスの1つが「テキストの選定」です。
これから30時間、60時間と対策を進めていくのですから、しっかりと合格に導いてくれるテキストを選びたいものです。これは私の持論ですが、「情報処理技術者試験は過去問を正しく理解すれば合格できる!」のです。それほど過去問の流用率が高い試験なのです。そうするとテキスト選びも必然的に「過去問の解説が充実したもの」が基準になります。是非参考にしてみてください。

1. プロジェクトマネージャ試験の教科書的存在

「午前Ⅱ~午後Ⅰ・Ⅱ、学習方法、解答テクニック、過去問まで、とにかく広範囲をカバー!この一冊で合格も可能!


プロジェクトマネージャ試験を受験するに当たって、その中心に据えたい「教科書」的存在です。Amazon.co.jpでは一部のレビューで「PMBOKを学びたい人には向かない」「試験対策にのみ的を絞った内容」と低い評価を受けているようですが、試験対策本に「合格」以外の何を求めているのかアタマをかしげたくなります。間違いなく最高の対策本であり、私自身もこれで合格したと言えます。
 ・試験の傾向分析
 ・学習方法
 ・解答テクニック
 ・試験範囲(午後主体)のテキスト
 ・過去問題とその解説
と広範囲をカバーしてくれています。さらに、過去問題の解説が充実しており、「なぜ」が解決できる仕組みになっています。過去問題を解くことは合格への必須条件であり、過去15年分の過去問題がダウンロードできる本書は絶対に買いです。

2. 午後Ⅱ対策ならこの1冊

「合格論文って、、、実はたいしたことない」を体感してほしい!


応用情報(旧一種、ソフ開)やデータベースは簡単にパスできたけど、プロジェクトマネージャは論文が、、、
という話をよく耳にします。こういう方の話には共通して以下の特徴があります。
 ・PM経験がないと論文が書けないと思っている。
 ・スゴイ事例の論文を書かないと合格しないと思っている。
前者は半分ホントで半分はウソです。午後Ⅱはさまざまなパターンの前提をつけて出題されます。 そのすべてを実務で経験した人など、そうそういません。つまり、誰もが少なからず「架空の案件」として書く必要があるのです。
後者は完全に妄想、、、合格した論文を読むと「えっ!?こんなレベルで合格なの??」と感じるはずです。

このテキストには、過去問に対する合格論文が26本収録(改訂版)されています。まず午後Ⅱに合格するレベルを知ってください。 そして、自分に足りない分野の疑似体験にはもってこいの内容です。他の出版社の論文集もありますが、その多くがA4サイズで持ち運びにくい点がマイナスポイントです。
その点この本は「18 x 13.2cm」という気軽にカバンに入れられるサイズで、忙しい受験者にとって評価できます。
現在、新品は流通していないのが大変残念です。いまだにAmazonでは、中古品が元値を超える\2,000~\4,000程度で取引されているようです。

3. 午後Ⅱの「でたとこ勝負」から卒業したい方のための本

午後Ⅱに苦手意識を持つ方はこの1冊で徹底攻略!


多くの人の悩みである「どうやっても解答が膨らませられない」。これを「モジュール」という部品を多数用意することで解決するメソッドの本である。事前にモジュールをたくさん用意することで、従来の「午後Ⅱはでたとこ勝負」を「コツコツ合格率を上げる」ことができる。解答例にただただ注記があるだけの対策本ではない。

4. 午後対策のベースはPMBOK!プロジェクトマネージャの必読書!

PMBOKが理解できたら午後の基礎は整う!PMPや実務ともつながる!


Project Management Body of Knowledge(略称PMBOK)は、試験の受験に関わらず、プロジェクトマネージャの必読書です。
合格後は間違いなくPMBOKを参照する機会が増えることでしょう。
経済産業省による情報処理技術者試験全般に言えることですが、試験範囲の国際基準適合化が進んでいます。 その顕著な例がITサービスマネージャ試験です。ITサービスマネージャ試験は国際的な保守運用のベストプラクティスである ITILへの適合が進められ、2009年度以降、午後Ⅱの問題はITILを知らない受験者には厳しい出題となりました。
プロジェクトマネージャ試験も同様にPMBOKをベースに問題が作成されるケースが増えています。
このテキストで基礎知識を身に着けることが午後Ⅰ、Ⅱの対策となり、結果として、実務でのスキルアップにつながるはずです。

5. 午前対策はスキマ時間で!

貴重な時間は午後対策に充てて、午前は電車の中で片付けましょう!


基本情報(旧2種)、応用情報(旧1種・ソフ開)、他の高度試験の受験経験がない方は体系立てて午前の範囲を学習する必要がありますが、経験をお持ちの方には、本書をお薦めします。
多くの受験者は時間に余裕のない状態で試験に臨むことになります。限られた時間は午後対策に使いたいところです。 午前対策は移動や待ち合わせなどのスキマ時間に終わらせるためには、コンパクトな本書がとにかく便利です。
私の場合は、試験前に本書を電車の中で1通り読んだだけでした。 きっと多くの方が「すっかり忘れてたけど、言ってくれりゃ思い出せるよ」と感じる内容だと思います。

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